こんにちは。青山グラフィックです。
震災の年の夏。このままでは潰れると思い、色々なことをやりました。
会社全体の掃除から始めて、どうやったらお客様にご満足をいただけるかを模索し続けました。
今もハッキリとした答は分かりません。
その中で掃除と同じように続けているのが色彩値管理。
数日前に印刷した印刷物のサンプルを分光光度計を使って測定します。
数日時間を置くのは、完全にインキが乾くのを待つためでもあります。
サンプルは概ね200枚に1枚程度を抜き出しています。
A3で1000枚ご注文をいただいた場合は、
最初にOKを出した「OKシート」と5枚のサンプルが残ることになります。
その「6枚」の同じ地点を測定し、「OKシート」と他の5枚の最大色差値を管理簿に記入していきます。
1日に10点を印刷した場合、表裏合わせて15、6点を測定することになります。
その中で一番誤差が多かった数値をツイッターで発信しています。
品質にこだわるお客様に、色彩値という客観的な数値で評価いただく為の作業です。
この事を続けたことによる副産物もありました。
それは、スタッフの意識の変化です。
数値結果を基に、自分の技術力を反省することになり、
徐々にではありますが、誤差が少なくなってきています。
作業の様子も、違いが出てきました。
品質を守るために以前にも増して集中して作業をするようになっています。
続けることによる効果は、
長い時間で判断してみないとその効果の良し悪しは分からないかもしれませんね。
印刷業界は大変な時期に来ていますが、それでもまだ最悪の状況ではない所にいられるのは、
こういう作業の積み重ねの結果かなと、思っています。
「継続は力なり。」
頑張ります。
定規印刷の青山グラフィック
震災の年の夏。このままでは潰れると思い、色々なことをやりました。
会社全体の掃除から始めて、どうやったらお客様にご満足をいただけるかを模索し続けました。
今もハッキリとした答は分かりません。
その中で掃除と同じように続けているのが色彩値管理。
数日前に印刷した印刷物のサンプルを分光光度計を使って測定します。
数日時間を置くのは、完全にインキが乾くのを待つためでもあります。
サンプルは概ね200枚に1枚程度を抜き出しています。
A3で1000枚ご注文をいただいた場合は、
最初にOKを出した「OKシート」と5枚のサンプルが残ることになります。
その「6枚」の同じ地点を測定し、「OKシート」と他の5枚の最大色差値を管理簿に記入していきます。
1日に10点を印刷した場合、表裏合わせて15、6点を測定することになります。
その中で一番誤差が多かった数値をツイッターで発信しています。
品質にこだわるお客様に、色彩値という客観的な数値で評価いただく為の作業です。
この事を続けたことによる副産物もありました。
それは、スタッフの意識の変化です。
数値結果を基に、自分の技術力を反省することになり、
徐々にではありますが、誤差が少なくなってきています。
作業の様子も、違いが出てきました。
品質を守るために以前にも増して集中して作業をするようになっています。
続けることによる効果は、
長い時間で判断してみないとその効果の良し悪しは分からないかもしれませんね。
印刷業界は大変な時期に来ていますが、それでもまだ最悪の状況ではない所にいられるのは、
こういう作業の積み重ねの結果かなと、思っています。
「継続は力なり。」
頑張ります。
定規印刷の青山グラフィック